岩手県の宮古市の一軒家で、長いこと1人暮らしをしていた94歳の叔母が、この夏「解離性大動脈解離」という病気で入院。高齢で手術はできないとのことで、最悪の事態も覚悟していたが......なんとか回復。今までは、どんなに「おばちゃん、ホームに入ったらどう」と言っても、「1人が快適だから嫌!」とかたくなにホームを拒絶しつつけていたのだが、観念して老人ホームに入ることになった。まったく認知症の気配すらなく、頭はしっかりしているので、残された家の処分やら、お墓の話、などをするべく、10月26日の火曜、水曜と小旅行となった。
結局、このご時世で.....
「関東からの訪問者との面会はできません」とのお達しで、急遽、ZOOMミーティングでの対面をしてきた。
(それなら、わざわざ4時間半かけて、行くこともなかったかも?)と不満も残るのだが......
僕が生まれた地でもあり、小学校2年まで、楽しい幼少期を過ごした宮古には、8年くらいぶりなので、
懐かしい気持ちと、震災後10年過ぎて、新しい道路などの、復興の兆しも、この目で見て、感じることが出来たのは、僕の中で.....”幼少期の楽しい思い出だけの夢の国「宮古」”が。半世紀の時を過ぎて、”震災を乗り越えた、リアルな、田舎町、宮古”に強引シフトチェンジさせられ、「僕も大人になってしまった。」と58歳という年齢を痛感しています。
宿泊した宮古国民休暇村での食事が、美味しかった。特に「瓶どん」という、”森永マミー”の瓶に、めかぶ、とろろ、いくら、ウニ、とまるでフルーツパフェのように詰まったルックスは、食欲をそそられた。
なぜか、夕飯のバイキングではなく、朝食時に現れた。
普段、1日2食で朝ごはんを食べない僕なのですが、この「瓶どん」はごはんにかけて、しっかり堪能させていただきました。