今年の流行的には、Tシャツやクルーネックものが多い気がするが......特にTシャツは、”胸筋も背筋もあって、なおかつ、お腹が出ていない” という条件をクリアしないと、”お父さんが、下着のまま散歩中”となってしまい、かっこ悪い気がする。シャツと言っても、衿の大きさの流行もあり、70年代の大橋巨泉さんなどは、”大きな衿にぶっといネクタイ”で、大人になったら「髪の毛は七三分けにして、あの服装をしなければならないのいか~」と子供ごころに、”未来への失望感”を覚えた記憶がある。
駆け出しの修行時代にトレーナーで出勤したところ、当時の師匠から「衿のあるシャツを着なさい!」と叱咤された記憶が蘇る。
中学1年の時、仙台の”さいとうや”という学生服やジーパンなどのカジュアル衣料も売っていた店で、当時創刊されたばかりのPOPEYE(ポパイ)を丸めて握りしめて、リーバイスの501とLEEの101のジーパンを買ってもらった時に、ラガーシャツとチェックのネルシャツを赤と青を一緒に買ってもらい、それが”初のワードローブ”になった。
80年代に入るとヨーロピアンブームが来て、JUNのブランドの1つのDOMONのラメ入りのワインカラーのシャツをエンド―チェーンで買った。とても気にいっていた。
80年代も後半になると、トレーナーを裏返しに来たり、”ヘンテコな流行”!が登場して”シャツと着る”ことから離れていった。
ピロリ菌を除菌したら、逆流性食道炎となり、油ものが食べられなくなり、(一時は、肉もたべられなくなり)結果的に、やせた($・・)/~~~。そういうわけで、最近、シャツがまた着れることとなった(^^♪
スタイリストでありながら、ランバンのファッションディレクターに就任された祐真 朋樹 先生曰く、やはり、「男はシャツを着るべし」ということだ。美容師という仕事柄、”バグッダ”や“ジャスパーコンラン”などの高級シャツを、下ろしたてで、カラー剤をシャツにつけてしまって台無しにしてしまい、泣きたくなったことが幾度となくある。
ジルサンダーのシャツは、本家では、1点で9万円くらいするのに、このUNIQLOの+Jだと4千円弱で購入できる。これはボタンダウンではなく、レギュラーカラーのものだが、色、光沢感、シルエット、とても綺麗で、コスパ最高安心して着れる(^^♪