１８７３年岩倉具視の欧米使節団が持ち帰ったウイスキーとして知られ、明治天皇に献上された。

日本の首相の中でいまだに絶大な人気を誇るのが田中角栄。彼が好きだったのはイギリスのウイスキー、オールドパー。角栄とオールドパーを結びつけたのは吉田茂で、角栄が初めて吉田邸を訪れた時、吉田は上機嫌でオールドパーを勧めた。以来、角栄はこの酒を愛飲したが、濃い酒が好きで、グラスを氷で満たし、半分ほどオールドパーを注ぎ、水を加えてグイッと飲んだそう。

僕の若いころは、高い順に、サントリーリザーブ、オールド、ホワイト、トリス、とあって、お金がない僕たちは、もっぱら、ホワイト、トリスを飲んでは、”吐くまで”飲んでいたので、結果的に”ウイスキーが苦手”になってしまっていた。ブランデーは飲んだが、ウイスキーは飲んだとしても、ジャックダニエル、IWハーパー、ワイルドターキーなど、バーボンになっていた。「バ～ボンのボトルを抱いて～♪」とジュリーが歌ったせいもあって、スコッチは苦手だった。

９０年くらいから、ワインブームになり、２０１０年くらいからは、日本酒ブームになって、”酒は割って飲まない”感じになっていた。

最近、ちょっとしたきっかけで、スコッチウイスキーを飲んだ。これがまた美味しかった(^^♪

そこで、はまったのがこのオールドパー１２年。

１２年も寝かせてあるので、まさに「何も足さない。何も引かない。」美味しいはずだ。

炭酸水を買って、もっぱら、”ハイボール”を堪能してます(^^♪