野村克也さんは、すごい指導者だって、改めて感じる。
野球だけじゃなく、日本の教育システムそのものの
時代遅れ、稚拙さをすごく指摘している。
「18歳から22歳は一番大切な時期。基礎知識がどんどん吸収されて、野球が分かってくる。ここでアマの指導者から結果論の間違った知識が入っていくとダメになる」と話していたそう。
それゆえか、小林(同志社大→日本生命→巨人)や今季から巨人の二軍監督に就任した阿部慎之助氏(中央大→巨人)に対して、厳しい評価をすることが少なくなかった。
「ピッチャーは攻撃的なプラス思考が多いから、キャッチャーは危機管理型のマイナス思考がいい。これがひとつになってプラスとマイナスでバッテリー(電池)になる。プラスとプラスではだめ。城島は典型的なプラス思考だから、うまくいかないね」
もちろん、実力を認めているからこそ厳しい言葉が出る。野村氏は「人間は無視、称賛、非難という3段階で試される。三流の人間は相手にされず、二流の人間はおだてられるだけ。一流と認められて初めて非難されるんです。
城島が三流のヘボキャッチャーならオレは何もいわないよ」とも話し、笑っていた。
その城島氏が今季からソフトバンクの会長付特別アドバイザーに就任し、指導者の側に回ったことも、時の流れを感じさせる。
ほとんど、いろいろな報道記事からの抜粋ですけど…..
「人間は無視、称賛、非難という3段階で試される。三流の人間は相手にされず、二流の人間はおだてられるだけ。一流と認められて初めて非難される」
ってなるほどね。って感じ。
最後に、これは、まさに、昭和~平成を物語ってるよね。
面白い。
<野村克也さんが選んだ 昭和~平成 ベストナイン>
*2004年12月時点
一塁:王貞治(巨人)
二塁:ダリル・スペンサー(阪急)
遊撃:松井稼頭央(西武・楽天)
三塁:長嶋茂雄(巨人)
左翼:松井秀喜(巨人)
中堅:福本豊(阪急)
右翼:イチロー(オリックス)
投手:金田正一(国鉄・巨人)
捕手:野村克也(南海・ロッテ・西武)