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2020.02.09 

BOOKS

ホイホイ勉強術

2016年に90歳でお亡くなりなりになられた、
千葉大の名誉教授、多胡輝先生の
ごまブックスの名著

「ホイホイ勉強術」昭和49年初版依頼ベストセラーです。


僕も1978年、高校受験の時に大変お世話になりました。

心理学を基本に、「どうすれば、飽きずに、ホイホイ、勉強ができるのか?」を丁寧に教えていただきました。

先日、Amazon経由で、古本屋で再度購入。

一部、ご紹介します。
今でも全然使える感じです。

不安感のない人には、進歩もない

優等生らしく振舞えば、本当の優等生になれる

週のうち、火曜日が一番能率があがる

分刻みのスケジュールの方が能率があがる

ノートは右ページだけ使い、左ページはあけておく

電話を使えば、集まれなくていい遊ばないグループ学習ができる

他人の脳を活用するには、成功談より失敗談が役に立つ

勉強とは、努力しないで他人の知識を「盗む」ことである

友人の相談相手になると、自分が悩まないで済む

辞書は読むときではなく、書くときに使う

テープレコーダーを活用すれば、眠っている間も勉強ができる
(エンドレステープによる睡眠学習)

実は、当時から、僕が、ずっと実行している習慣があるので、書いておきます。これ、ほんとに、効果あります。

1)テープレコーダーを活用すれば、眠っている間も勉強ができる
(エンドレステープによる睡眠学習)

暗記物は、テープに録音して、流しながら寝るだけ。
歴史の点数85点以上はいけました。

2)集中力の高め方

原文そのまま 載せます。

"頭にエンジンがかからないときは、まず身近の
小ものに注意を集中してみる。

試験や勉強のはじめに、なかなか対象に没入でき
なくて困ることがあります。そういうばあいは頭脳
活動に不可欠の集中が得られていないわけですが、
この問題に取り組んだアメリカのある記憶術訓練学
校が行なっている方法を一例としてご紹介しておき
ましょう。

《ステップ1》まず、ボールペン、ノート、果物など、
なにか身近にある小ものを一つ選ぶ。

《ステップ2》それを、あきるまでじっと見つめる。

《ステップ3》眼を閉じて、いままで見ていたものに精神を集中する。
鉛筆なら、形状、色、長さ、その鉛筆が紙の上を走る様子などを頭に描く。

《ステップ4》鉛筆から思いが離れはじめたら、す
ぐに目を開く。

《ステップ5》三十秒間の中断。

《ステップ6》再開。 ただし、はじめに鉛筆を対象
にしていたのなら、別のものを選んでステップ1以
後の訓練を続ける。
この学校には、アメリカ有数の企業などからも入
学者がいるそうですが、経験者の話によると、はじ
めは、八秒以上は集中できないが、訓練を一週間も
続けると、三~四分まで集中力が持続するようにな
るといいます。これをきっかけに、頭脳活動に没入
できるようになるというわけです。


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